食事中のスマホ、アリ?ナシ?アンケート結果公開!
カテゴリ: ライフスタイル
美味しそうな料理が運ばれると同時に、テーブルの上のスマホに手が伸びる…。
友人とのランチ、家族との食卓で、こんな光景を目にした経験はありませんか?

私たちの生活に欠かせないスマートフォンですが、心安らぐはずの「食事の時間」に使うことについて、みんなは一体どう感じているのでしょう。
今回、食事中のスマホ利用に関するアンケートをユーザーのみなさまに実施したところ、ちょっぴり複雑なホンネが見えてきました!
7割以上が「基本的にはNG」と回答
まず、「食事中のスマホ」に対する考えを尋ねたところ、7割以上の人が「基本的にはNG」と考えていることが分かりました。

この数字は、多くの人が食事の時間を、ただお腹を満たすだけではない、特別なひとときとして大切にしている証拠と言えそうです。
常に情報に追われる毎日だからこそ、「食事の間くらいはスマホを置いて、目の前のことを楽しみたい」という気持ちの表れなのかもしれませんね。
こんな時なら…許される使い方とシーン
とはいえ、「絶対にダメ!」ではなさそうなのも面白いところ。
現実の生活の中では、「こんな時なら仕方ないかな」と許容される使い方があるようです。

「食事中に許容される使い方」で最も多かったのは、「急な連絡や仕事の返信」。
これは「社会人なら仕方ない」「緊急なら優先すべき」という、多くの人がうなずける理由でしょう。
次に多かったのが、「写真を撮る・SNSに軽く投稿する」。
美味しそうな料理をパシャリと撮ってシェアするのは、もはや新しい食文化の一つと言えそうです。
そして、興味深いのが「一言断ってから使う」という回答。
スマホを触るかどうかそのものよりも、「ごめん、ちょっとだけ確認していい?」という一言があるかないかが、許せるかどうかの大切な分かれ道になっているようです。
相手への配慮が、やはり一番のポイントなんですね。
おひとりさま時間はスマホのベストパートナー?

また、どんなシーンなら許されるかを聞いてみると、結果は明らかでした。
大多数の人が、「ひとりで食事している時」ならスマホOKだったのです。
誰にも気兼ねなく、自分のペースで過ごせる「おひとりさま時間」では、スマホは最高の相棒なのかもしれません。
一方で、友人や家族、恋人など、誰かと一緒の席では許容度がグッと下がります。
特にフォーマルな会食の場では、スマホを取り出すのは少し勇気がいりそうですね。
それやめて!と思われているNG行動
では逆に、人がやっていると「ちょっと気になるな…」と思われてしまう行動は何でしょうか。

ワースト1位は「スマホばかり見て会話に集中してくれない」こと。
せっかく一緒にいるのに、心はスマホの画面の中…というのは、やっぱり少し寂しい気持ちにさせてしまいますよね。
僅差で2位だったのが「食事中ずっとスマホを手に持っている」。
たとえ見ていなくても、いつでもスマホを優先するような態勢に見えてしまい、「食事に集中していないのかな?」と相手を不安にさせてしまうのかもしれません。
特に心配?子どものスマホ利用

最後に、「誰が使っていると気になる?」という質問では、「子どもが使っていると気になる」がダントツ。
これは、単に「行儀が悪い」というだけではない、もっと深い心配の気持ちが隠れているようです。
「コミュニケーション能力は育つのかな?」
「食事の楽しさを知る機会が減ってしまうのでは?」
といった、子どもたちの未来を思う、大人たちの真剣な想いが伝わってくるようです。
まさに「食育」の観点からも、デジタルデバイスとの付き合い方を考えさせられますね。
みんなが実践する「共存のカタチ」
最後の自由記述欄には、ユニークな「マイルール」がたくさん寄せられました。
- 誰かと一緒の時は基本的に触らない。
- 子供がいるときは見ないようにする。食事中は、食べている物の原材料や栄養について調べる。
- 見てもいいが、音は絶対に流さない。
- 料理の写真撮影は良いけど、食事中にスマホは使わない。
などなど、人それぞれのマナーを守って、スマホと食事に向き合っている様子がうかがえます。
大切なのはルールより思いやり

食事中のスマホ利用に「絶対」のルールはないものの、7割以上の人々は、やはり気になっている、というのが今回の結果でした。
大切なのは、画一的なマナーよりも「今、この場所で、目の前にいる人を大切にできているか?」を考える、その想像力なのかもしれませんね。