賢く置き換え!あなたに合う「白細ヘルシー食材」は?

カテゴリ: 食のこと

賢く置き換え!あなたに合う「白細ヘルシー食材」は?

スーパーでよく見かける、春雨、ビーフン、しらたき…。

麺のように細長い形をしていて、どれも似ているように見えませんか? 

「スープに入れたいけど、どれがいいの?」「ダイエットに使うなら?」 

そんな風に思ったことがある方も、きっと多いはず。

今回は、そんな見た目がそっくりな食材たちの、知られざる個性と魅力に迫ります!

そもそも、何からできているの?原材料をチェック!

見た目が似ている彼らですが、実は原材料はまったく違います。

春雨(はるさめ)

原材料は、じゃがいもやさつまいも、緑豆(りょくとう)などの「でんぷん」。

日本ではじゃがいもでんぷん、本場中国ではコシの強い緑豆でんぷんから作られるものが主流です。

ビーフン

焼きビーフンでお馴染みのこちらは「お米(うるち米)」から作られています。
米粉を原料にした麺の一種で、英語では”Rice vermicelli(ライス・ヴァーミセリ)”と呼ばれ、アジア圏で広く親しまれています。

マロニー

お鍋でおなじみの「マロニー」は、じゃがいもでんぷんとコーンスターチ(とうもろこしのでんぷん)を独自の配合で混ぜ合わせて作られています。
※マロニーはマロニー株式会社の商標です

しらたき

煮物の名脇役、「しらたき」の原材料は「こんにゃく芋」。
こんにゃく芋をすり潰し、固めて細長く押し出したものです。
関西では「糸こんにゃく」とも呼ばれますね。

ところてん 

最も意外な原材料かもしれないのが「ところてん」。
なんと、海藻の「天草(テングサ)」からできています!
天草を煮溶かして冷やし固めた、海の恵みから生まれた食材です。

カロリー&糖質を徹底比較!ダイエットの強い味方はどれ?

原材料が違えば、もちろんカロリーや糖質量も大きく変わってきます。

それぞれの特徴を知って、目的に合わせて賢く選びましょう!
(※100gあたりのゆでた状態の数値で比較)

▶︎とことんヘルシー派なら「ところてん」「しらたき」

表の通り、「ところてん」と「しらたき」のカロリーと糖質の低さは圧倒的!
その秘密は、成分の97%近くが「水分」だから。
ダイエット中でも罪悪感が少なく、強い味方です。
さらに、どちらも食物繊維が豊富で満腹感を得やすく、お腹の調子を整える効果も期待できます。

内側からスッキリしたい方におすすめです。

▶︎主食の置き換えなら「春雨」「マロニー」

置き換え食を考えている人は、「春雨」や「マロニー」がぴったり。
ごはんやパンに比べると、カロリーや糖質をぐっと抑えられます。
春雨は、食後の血糖値の上昇が緩やかな「低GI食品」なのも嬉しいポイント。
マロニーも食物繊維が豊富で腹持ちが良く、もちもちとした食感で満足感が得られますよ。

▶︎エネルギーチャージ&グルテンフリーなら「ビーフン」

ビーフンのカロリーが高めなのは、お米が原料の「主食」だから。
活動のためのエネルギー源として優秀なんです。
そして最大の魅力は「グルテンフリー」であること。
小麦アレルギーの方や、健康のために小麦製品を控えている方でも安心して食べられる主食として、近年とても注目されています。

あなたにぴったりの一皿を見つけよう!

このように、「白くて細長い食材」には、それぞれ全く違う個性と魅力があります。

  • とことんヘルシーにしたい日は「しらたき」「ところてん」
  • 麺の代わりに、おかずの一品として楽しむなら「春雨」「マロニー」
  • しっかり主食としてエネルギーを摂りたい日は「ビーフン」

その日の目的や気分に合わせて使い分ければ、あなたの食生活はもっと豊かで健康的になるはず。

今日のあなたにぴったりの食材を選んで、毎日の食事を楽しみましょう!