SPF50は強すぎる?秋の紫外線対策パーフェクトガイド
カテゴリ: ライフスタイル
夏の暑さが和らぐ季節。
うっかりUVケアも一休みしがちですが、実はそれ、お肌にとっては危険な油断かも?
秋の空の下に潜む紫外線の秘密に迫ります!
9月の紫外線はまだ5月レベル

心地よい秋晴れの日、日差しが優しく感じられますよね。
しかし気象庁のデータによれば、9月の紫外線量は真夏のピーク(7〜8月)よりは落ち着くものの、実は春先の5月頃に匹敵する強さ!
決して油断はできないレベルなのです。
紫外線には、肌を赤くする「UV-B」と、シワやたるみの原因になる「UV-A」があります。
秋はUV-Bが減るため「焼けた」という感覚は薄れますが、肌老化を招くUV-Aは高止まり。9月でもピーク時の7〜8割も降り注いでいます。
「気づかないうちに肌老化が進んでいた…」というのが、秋の紫外線の最も注意すべき点です。
斜めからの紫外線が顔と目を直撃

「秋は太陽の位置が低くなる」。
これが、意外な紫外線のワナ!
真夏は太陽がほぼ真上にあるため、紫外線は頭上から降り注ぎます。
しかし、秋になって太陽の高度が下がると、紫外線は真横や斜めから差し込むようになります。
これにより、日傘や帽子では防ぎきれない顔の側面、首、耳の後ろなどが無防備になりがちです。
さらに、低い角度からの光は直接目にも入りやすくなるため、より注意が必要です。
そのため、顔の側面や首筋といった細かい部分への日焼け止めの塗り込みや、サングラスによる目の保護が大切なんです!
夏のダメージ肌 × 乾燥のダブルパンチ

秋の肌は、いわば"お疲れモード"。
ひと夏越した肌は、強い紫外線の影響でバリア機能が低下し、内部にメラニンが蓄積しています。
そこに追い打ちをかけるのが、空気の乾燥です。
肌が乾燥すると角層が乱れてバリア機能がさらに低下し、外部からの刺激を受けやすくなります。
そんな無防備な肌に、5月レベルの紫外線が降り注ぐ…。
これが、秋にシミが濃くなったり、急に肌のハリ不足を感じたりする原因の一つです。
夏のダメージ回復を促す保湿ケアと並行して紫外線対策を続けることが、秋の肌を守る鍵となるんですね。
日焼け止めもアップデート
秋も日焼け止めは必須ですが、夏と同じものでは肌に負担をかけることも。
秋の肌環境に合わせた使い方をマスターしましょう。
選び方

真夏用のウォータープルーフでSPF50+といった強力なものから、保湿成分が配合された、よりマイルドなものに切り替えるのがおすすめです。
日常生活ならSPF20〜30程度で十分でしょう。
ただし、前述の通り老化を招くUV-Aの量は高止まりしているため、9月であればPAは「+++」以上あると安心です。
石けんで落とせるタイプなら、肌への負担も軽くなります。
塗り方

秋は汗をかきにくいため、つい朝塗ったきりになりがちですが、皮脂や摩擦で日焼け止めは落ちています!
お昼休みなどに一度塗り直すのが理想です。
忘れがちな耳、首の後ろ、デコルテ、そして手の甲までしっかり塗りましょう。
雲が多い日でも、晴天時の60%以上の紫外線が届いています。
天気予報の紫外線情報もチェックする習慣をつけると万全ですね。
さて、秋の紫外線対策はマスターできましたいか?
今日のひと手間を未来の肌に繋げていきましょう!