そのジュース、ちょっと待った!ペットボトル症候群にご注意を
カテゴリ: ライフスタイル
暑い季節は、冷たい飲み物が美味しく感じますよね。
外を歩けばすぐ汗だく、喉もカラカラ…。ついコンビニや自販機でジュースやスポーツドリンクを買ってしまう、なんて日も多いのではないでしょうか。
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でも、そんなちょっとした水分補給が続くと、思わぬ体調不良につながることもあるんです。
その名も「ペットボトル症候群」!
名前はちょっとユニークですが、放っておくと深刻な症状を引き起こすことも…。
今回は、夏のうっかり習慣で体を壊さないためのヒントをお届けします!
そもそもペットボトル症候群ってなに?
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「ペットボトル症候群」は、糖分を多く含む清涼飲料水を毎日のように飲み続けることで起こる体調不良のこと。
正式には「清涼飲料水ケトーシス」と呼ばれていて、特に10代から30代の若年層において増加傾向にあるんです。
こんな習慣に心当たりはありませんか?
- 炭酸飲料やジュースを毎日1〜2本以上飲んでいる
- のどが渇くから、水代わりにスポーツドリンクを飲んでいる
- 甘い飲み物を「飲み物だから太らない」と思っている
1つでも当てはまったら、それはイエローカード!
糖分たっぷりの飲料をとり続けていると、血糖値が急激に上がり、それを抑えようと体がフル稼働。
結果、強い喉の乾きや倦怠感、吐き気といった、まるで糖尿病のような症状があらわれることがあります。
重症化すると意識障害に繋がるケースもあり、十分な注意が必要です。
そのジュース、どれくらい砂糖が入ってるか知ってる?
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500mlの炭酸飲料に含まれる糖分は、およそ50g前後と言われています。
これは角砂糖に換算すると、角砂糖(1個約4gとして)12個分以上!
商品によっては、500mlペットボトル1本で、1日の砂糖の摂取目安量を大幅に超えてしまうものもあるのです。
飲み物は食べ物よりもスルッと入ってしまうため、気づかないうちに糖分を過剰摂取しやすいんです。
「なんとなくだるい…」「やたらと喉が渇く…」
そんなときには、飲み物の習慣を振り返ってみるのもいいかもしれません。
それでは、そんな「ペットボトル症候群」にならないための対策をチェックしていきましょう!
対策① 水分補給は“甘くない”が基本!
毎日の水分補給にぴったりなのは、やっぱり「水」や「お茶」。
麦茶やルイボスティー、ノンカフェインの緑茶などは、体にもやさしくておすすめです。
「水は味がなくて苦手…」という方は、レモンやミントを少し入れてみるのもいいですね。
見た目も涼しげで、気分もリフレッシュできますよ。
対策② スポーツドリンクは“必要なときだけ”
運動をした後や汗をたくさんかいたときには、スポーツドリンクが頼りになりますよね。
でも、日常的にごくごく飲むのは注意が必要です。
糖分の多いスポーツドリンクは、「汗と一緒に失ったものを補う」ことを前提に作られているため、汗をかいていない時に飲むとカロリー&糖分オーバーに。
普段から激しい運動をしていない場合は、薄めて飲むか、「糖分控えめタイプ」を選ぶと良いでしょう。
対策③ 甘い飲み物は「ごほうび」にしよう!
どうしても甘い飲み物が飲みたいときは、「今日はちょっとがんばったからごほうび!」くらいの位置づけにしておくのがいいかもしれません。
ジュースや炭酸飲料は、毎日飲むのではなく「週に1〜2回の楽しみ」にしてみる。
そうすることで、体の負担も減って、おいしさもより感じられるはずです。
今年の夏は、“飲み物習慣”から体を守ろう!
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暑い夏は、水分補給が大切。でも、“何を飲むか”は、もっと大切かもしれません。
「とりあえず買って飲んでる」から、「ちょっと選んで飲んでみる」へ。
そんな小さな意識の変化が、あなたの体を守ることにつながります!
ジュースやスポーツドリンクは、上手に選べば心も体も喜ぶ味方。
今年の夏は、のどを潤しながら、体にもやさしい毎日を過ごしてみませんか?