スパッと気持ちいい!包丁を長持ちさせる暮らしの知恵
カテゴリ: ライフスタイル
包丁って、料理のたびに必ず手に取る相棒のような存在ですよね。
「なんだか最近、切れ味が鈍ったかも…?」そんなときこそ、お手入れのチャンスです!
少しのひと手間で、毎日の料理がぐっと快適になるんですよ。
今回は、家庭でできる包丁の基本ケアを、やさしく解説していきます。
.jpeg)
毎日の料理が変わる!包丁ケアのうれしい効果
◎ 切れ味がよみがえる!
スパッと切れる包丁は、食材の味や食感も損なわず、調理の効率もアップ!
力を入れなくてもスッと切れるので、腕も疲れにくくなります。
◎ 清潔で安心♪
しっかりお手入れすれば、雑菌の繁殖も防げて、衛生的に使えます。
食中毒対策にもつながりますよ。
◎ お気に入りと長〜く付き合える!
サビや刃こぼれを防ぐことで、包丁が長持ち。
毎日の相棒として、どんどん愛着がわいてきますね♪
タイプ別でお手入れも変わる?包丁の素材と特徴
.jpeg)
家庭でよく使われるのは、肉・魚・野菜なんでもOKな「三徳包丁」や、細かい作業に便利な「ペティナイフ」など。
素材には、扱いやすいステンレス製(錆びにくい)と、鋭い切れ味が魅力の鋼(はがね)製(デリケート)の2タイプがあります。
自分の包丁がどちらかを知っておくと、お手入れの仕方にも差が出ますよ!
やりがち注意!包丁を傷めるNG行動
以下のような使い方は、包丁に大きなダメージを与えてしまうかも。
日頃から注意するといいですね。
- 凍ったままの食材や骨など、硬いものを切る
- 火で炙る、無理にこじるように使う
- メーカー非推奨の食洗機にかける(刃や柄が傷む原因に!)
今日からできる!包丁のごきげんケア3ステップ
それでは、実際のお手入れ方法をみていきましょう。
使い終わった後のちょっとした手間で、包丁の寿命がぐっと延びますよ!
.jpeg)
① 優しく洗おう
中性洗剤+柔らかいスポンジで、刃の向きに沿ってやさしく洗います。
刃と柄のつなぎ目もしっかりと。クレンザーなど研磨剤入りの洗剤はNGです。
② 水気はしっかり拭き取る
乾いた布巾で、刃・柄・接合部まで丁寧に水分をオフ!
鋼の包丁は特に念入りに。刃先から背(峰)に向かって拭くと安全です。
③ 通気性の良い場所に収納する
包丁差しやマグネット式のホルダーなど、風通しのいい場所へ。
湿気のこもりやすいシンク下は避けて、お子さんの手の届かない場所にしまいましょう。
包丁の“元気”を取り戻す研ぎのコツ
「なんだかスパッと切れないな〜」と感じたら、それは包丁の研ぎサイン!
砥石と簡易シャープナーの2つの方法をご紹介します。
● 本格派におすすめ:砥石で研ぐ
.jpg)
基本のポイントはこちら:
- 砥石は10~20分水に浸して準備
- 刃の角度は10〜15度(10円玉2枚分くらい)をキープして浮かせる
- 「かえり」が出たら、両面を軽く仕上げて完了!
※かえり…研ぎ進めると反対面の刃先に出てくるざらつきのこと
● 時短派におすすめ:簡易シャープナー
.jpg)
「砥石はハードル高いな…」という方には簡易シャープナーがおすすめ!数回引くだけである程度の切れ味が戻ります。
ただし、砥石のように本格的な刃付けはできないので、あくまで応急処置としての使用がおすすめです。
包丁と長く付き合うために、もうひと工夫!
◎ まな板も相性が大事!
刃に優しい木製(特に檜やイチョウ)がおすすめ。
プラスチック製も衛生的ですが、硬すぎると刃を傷めることも。
◎ プロにおまかせもOK!
高価な包丁や特殊な刃のものは、無理せず専門店にお願いするのも安心ですね。
◎ 買い替えのサインを見逃さないで!
大きな刃こぼれや、研いでも切れ味が戻らないときは買い替えどきかも。
無理に使い続けると危険なので気をつけてくださいね。
包丁を育てて、料理をもっと楽しく!

包丁のお手入れって、ちょっと面倒に感じるかもしれませんが、
実は“手をかけた分だけ応えてくれる”嬉しい相棒なんです。
毎日のちょっとしたお手入れで、包丁も料理も、きっともっと好きになりますよ♪
今日からぜひ、あなたの包丁にも愛情を注いであげてくださいね!