秋の味覚できのこ活!腸からキレイを始めよう
カテゴリ: 食のこと
秋といえば、食欲の季節!
スーパーには美味しそうなきのこがずらりと並びます。

きのこは、腸を元気にする“菌活食材”の代表格。
今回は、きのこの旬や栄養効果、さらにおいしく食べるコツまでご紹介します!
きのこの旬っていつ?

人工栽培の技術のおかげで、今では一年中、安定しておいしいきのこが手に入りますよね。
でも、きのこ本来の旬は、年に二回あると言われています。
それは、ジメジメとした湿気の多い「梅雨」と、気温が下がり雨も多い「秋」。
特に秋は、きのこが最も風味豊かに、そして栄養価も高くなる「ゴールデンシーズン」!
松茸やホンシメジといった、秋にしか出会えない貴重なきのこが味わえるのも、この季節ならではの楽しみです。
きのこに含まれる2つの食物繊維
きのこは最強クラスの腸活食材!
その秘密は、不溶性と水溶性の2種類の食物繊維を一度に摂れる点にあります。

①不溶性食物繊維
水に溶けにくく、水分を吸収して大きく膨らむのが特徴です。
腸の中でカサを増すことで、腸の壁を優しく刺激し、ぜん動運動(腸が動くこと)を活発にしてくれます。
便通をスムーズにする、頼れる「お掃除役」ですね。
②水溶性食物繊維
水に溶けると、ゲル状に変化します。
腸内の善玉菌の“エサ”となって、腸内環境を整えてくれる働きがあります。
また、糖質の吸収を穏やかにしたり、コレステロールを吸着して外に出したりと、生活習慣が気になる方にも嬉しい「メンテナンス役」です。
腸活のうれしい効果
腸内環境が改善されることで、嬉しい変化がたくさん訪れます!
デトックス効果

スムーズな便通は、体内の不要な老廃物や毒素を排出する一番のデトックス。
ぽっこりお腹や気になるむくみ、お腹の張りの解消も期待できるでしょう。
ダイエット効果

きのこは、ほとんどが100gあたり20kcal前後と非常に低カロリー。
それでいて、食物繊維が豊富で歯ごたえもあるため、満腹感を得やすいのが魅力です。
便秘が解消されることによる体重の変化も期待できますね。
美肌効果

腸内に悪玉菌が増えると、肌トラブルの原因となる腐敗物質が発生しやすくなります。
きのこで腸内環境を整えることは、この腐敗物質を溜め込まないからだづくりに繋がり、内側からのスキンケアになります。
さらに、きのこに豊富な「ビタミンB群」は、皮膚や粘膜の健康を保ち、肌のターンオーバーをサポートしてくれるんですよ。
きのこの特徴ガイド

さあ、スーパーできのこを手にしたくなってきましたか?
ここで、代表的なきのこの特徴をご紹介します。
ぶなしめじ・エリンギ
クセがなく、どんな料理にも合わせやすい万能選手。
特にエリンギは、食物繊維の含有量がトップクラス!
縦に裂けばシャキシャキ、輪切りにすればホタテのような食感が楽しめます。
まいたけ
豊かな香りと旨味、歯切れの良さが魅力。
炒め物や天ぷらにすると絶品です。
きのこの中で特にビタミンDが豊富に含まれています。
しいたけ
和食に欠かせない、旨味の王様。
干ししいたけは、生の状態よりも旨味成分「グアニル酸」やビタミンDが格段にアップします。
えのきたけ
シャキシャキとした食感が楽しいきのこ。
脂肪の吸収を抑える働きが期待される「キノコキトサン」という成分が含まれていることでも注目されています。
「冷凍きのこ」で旨味倍増!

実はきのこは、一度冷凍することで細胞壁が壊れ、調理した際に旨味や栄養素が出やすくなるんです。
買ってきたきのこを石づきだけ落とし、使いやすい大きさにほぐしたりカットしたりして、冷凍用保存袋に入れて冷凍庫へ。
使うときは、凍ったまま加熱調理するだけ!
これなら、きのこを無駄にすることなく、いつでも手軽に料理に加えられますね。
今日の食卓からきのこをプラス
低カロリーで栄養満点、そして何よりおいしいきのこ。
調理も簡単で、冷凍ストックもできる万能食材です。
今日からきのこ生活を始め、すっきり快適な毎日を手に入れましょう!