その洗い方、大丈夫?まな板を清潔に保つ暮らしの知恵
カテゴリ: ライフスタイル
毎日のお料理に欠かせない「まな板」。
でもその洗い方、実は自己流になっていませんか?
目に見えない細かなキズには雑菌が潜みやすく、放っておくと食中毒のリスクも…!
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今回は、今日からできる「正しいまな板ケア」のコツを、わかりやすくご紹介します。
実はやってるかも?まな板を傷めるNG習慣
「いつも通り」が、まな板を傷める原因になっているかも?
あなたの行動、チェックしてみましょう!
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シンクに放置しっぱなし
濡れたままの状態は、雑菌にとって快適な環境!
少しの時間でも菌はどんどん増えてしまいます。
肉や魚のあとにそのまま野菜をカット
生肉に付着した菌が野菜に移る「交差汚染」は、食中毒の大きな原因です。
必ず一度しっかり洗ってから使いましょう。
熱いお鍋を直に置く
特にプラスチック製は熱に弱く、変形や反りの原因になります。
硬いタワシでゴシゴシこする
細かい傷が増えて、かえって汚れや雑菌が入りやすくなることも。
やさしく洗ってあげましょう。
包丁の刃で食材を寄せる
まな板を傷めるだけでなく、包丁の刃こぼれの原因にもなるので注意です!
今日からできる!まな板の“基本ケア”3ステップ
清潔なまな板は、毎日のちょっとした心がけから!
次の3ステップを日頃から意識してみましょう♪

① まずは水でサッと流す!
使い終わったら、まずは流水で汚れをざっと落としましょう。
特にお肉やお魚のタンパク質は、いきなりお湯をかけると白く固まってしまい、かえって落ちにくくなることも。
最初は「水」で洗うのがコツです!
魚の脂などは、キッチンペーパーでさっと拭き取ってから洗うと、洗剤の量も減らせて一石二鳥ですよ。
② スポンジの『柔らかい面』でやさしく
中性洗剤をつけたスポンジの柔らかい面で、やさしくこすり洗いを。
硬いスポンジやメラミンスポンジは細かい傷を増やしてしまうので避けましょう。
木製のまな板は木目に沿って洗うと、溝に入り込んだ汚れも落としやすくなります。フチの部分も忘れずに!
③ しっかり『乾かす』のが決め手!
洗い終わったら、まずは清潔な布巾で水分を拭き取りましょう。
その後、風通しのいい場所で「立てて」乾かすのが最大のポイント!
両面に空気が触れるようにすれば、雑菌の繁殖をグッと抑えられます。
まな板スタンドを使ったり、壁に立てかけてもOKです。
週に1回の“スペシャルケア”で除菌&リフレッシュ
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毎日のお手入れに加えて、週末などに少しだけ手をかけてあげると、まな板はもっと清潔に!
熱湯でしっかり除菌
耐熱性のまな板なら、熱湯をかけるだけでも除菌に効果があります。
目安は85℃以上のお湯を、両面に1分ほどかけること。
片面だけだと反りや変形の原因になるので、必ず両面まんべんなくかけてくださいね。
重曹ペーストで汚れ・においケア
茶渋やキムチのような強いにおいには、重曹が大活躍!
重曹大さじ2と水大さじ1を混ぜたペーストを、汚れが気になる部分に塗ってしばらく置き、そのあと水で洗い流しましょう。
プラスチック製なら漂白剤でリセット
黒ずみや黄ばみが気になるときは、塩素系のキッチン漂白剤が頼もしい味方。
泡タイプなら液だれもしにくくて使いやすいです。
ただし使用時はしっかり換気をし、ゴム手袋の着用と十分なすすぎをお忘れなく!
また、木製のまな板には使わないでくださいね。
清潔なまな板で、もっと楽しくお料理を!
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まな板の正しいケアを覚えれば、食中毒のリスクを減らすだけでなく、お料理の楽しさもぐんとUP!
まずは、「使ったらすぐ洗って、しっかり乾かす」ことから始めてみるのはいかがでしょうか?